ノートPCでも手軽にデュアルディスプレイ環境を作りたい。
と、思った。
PCとセットでも持ち運びに邪魔にならないようなものはないのだろうか。
そうすると、単純にiPadが外部出力に対応していると素敵だなと思い
ネットで調べてみると
【iPadを外部モニタとして使用するアプリ】
なるものがいくつか見つかった。
ただ有料アプリだったり、そのくせ安定しなかったりとイマイチ期待出来ない内容で
タブレットを外部モニタにするのには少々無理があったか、と諦めていたとき
ネットサーフの末興味深いリンクに辿り着いた。
■1万2000円で2048×1536ドットのRetinaディスプレーを自作
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/218/218889/
高解像度のiPad用ディスプレイが裸で流通しているとのこと。
入手方法は上記リンクを参照してほしい。
一番理想に近い形であると思った私は早速注文。
iPad3Retinaディスプレイ(部品)を購入しました。解像度半端ないです。1番下まで下げてやっとノートPCと同等の比率になりました。
丸裸なので持ち歩けるようカバーを作りたいものですね。 pic.twitter.com/CMOs4GI3ud
— 岩佐リョウ@バドラックス (@640unisex) 2014, 8月 31
アダプタの仕様で入力がDisplayPortになるが
使用しているDELL E7240にはMiniDisplayPortがついていたので
その辺は問題なく接続完了。
さて、このままでは持ち運びに難ありで危なっかしいので
ケースを作成することに。
iPadのディスプレイということなので
iPadをそのままケースにしようとしたが
ジャンク品でさえオークションなどでも結構いい値段がするため
iPadのモックアップに仕込もうと計画する。
しかしこれが上手くいかずとても厚みが足りないためあえなく断念。
上手く納めている例もあるのでもしかするとモックによって仕様が異なる可能性もあり。
いろいろ悩んだ結果、
最終的にこの自作Retinaディスプレイでは一番オーソドックスであろう
アクリル板でのケース作成に決定。
はざい屋 にて
図面を作成して発注。
・前面
・ディスプレイ枠
・背面
待つこと数日。
オーダーしてたアクリル板とイモネジが届きました!♪(´w` ) pic.twitter.com/c1B0wHksqR
— 岩佐リョウ@バドラックス (@640unisex) 2014, 9月 20
以前買っておいて放置していたiPad用のRetinaディスプレイを納めるためのケースをアクリル板で作成します。
サンドイッチのように3枚のアクリル板とディスプレイを挟みます。 pic.twitter.com/L0Mk2jo6Bx
— 岩佐リョウ@バドラックス (@640unisex) 2014, 9月 20
当初はアダプタ(基盤)部分を保護するためアクリル5枚を検討。
なるべく薄くしたいのと、問題あればあとから考えようということで今回は3枚に。
完成したものがこちらです。厚さは
1cmになりました。これでレコーディングなど出先でのPC作業でデュアルディスプレイが捗りそうです。
◆裸ver(https://t.co/XuhDCHttb0) pic.twitter.com/SBT4nDKYHN
— 岩佐リョウ@バドラックス (@640unisex) 2014, 9月 20
今回はiPadサイズを目指してわりとアクリルの寸法がカツカツになったため
仕様上ネジ穴がM2になってしまった。
耐久を考えるとM3のネジを使えるように設計すればよかったかなとも思うが
概ね出来は良い感じ。
それでは最後に今回の総出費を計算しよう。
- iPad Retinaディスプレイ ¥5980
- AbuseMarK ディスプレイポートアダプタ ¥4980
- はざい屋アクリル板3枚 ¥6355
- ディスプレイポートケーブル ¥1465
- ミニディスプレイポート変換ケーブル ¥728
- 給電用USBケーブル(私物余り物) ¥0
トータル¥19508
となったわけだが実際のところは
失敗に終わったiPadモックアップ や
必要か不要かわからず購入した
USBチャージャー(給電には1.5A程必要なため) 等
見えない出費がナキニシモアラズ。
以上、自作RetinaDisplayを検討している人の参考になればと
ここに一連の流れを残したいと思う。
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